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『アンダルシア』(真保裕一)
アンダルシア
アンダルシア真保 裕一

講談社 2011-06-10
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カナリア諸島での麻薬密輸事件、バルセロナでの日本、フランス、スペイン、インターポール、ユーロポールの情報交換会議を終え、総領事館に戻った黒田は、フランスとスペインに挟まれたアンドラ公国から日本人女性のSOSを受ける。
本城美咲と名乗ったその女性は財布もパスポートも無くし、総領事館に助けを求めたのだった。
アンドラに向かった黒田は彼女を保護し、ホテルまで送ったが、何か不審なものを感じるのだった。

最初の麻薬密輸事件がそこそこのボリュームがあったので、そういう内容なのかと思いましたが、全然関係ないのね。
その割りに長いね、この部分。
そして、情報交換会議。
この部分って、読み終わってみると、著者が色んな目論見を持って描いたのだということが分かります。
黒田の外交官らしさの演出。
フランスとスペインの様々な方面での利害関係。
ある会議出席者の存在を印象付けるため。
でも、正直なところ、あんまり成功しているとは思えない。
インターポールの担当者が個人的に黒田に接触してきたことがとても不自然だし、目的も曖昧、違和感が残ります。
彼だけが異分子なんですよね。
あとから思えば、だからこそ、覚えていないといけない人物だったんですけどね。
どんどん登場人物が増えてくるし、映画化が前提としてあるからか、派手なんですよね。
まさに絵になるっていうシーンなんだと思うのですが、何でもないことを大層なことに見せるような、過剰な演出が見られ、最初のちょっとした違和感なんて、忘れちゃうのよね。
でも、真相はシンプルなんですよ。
それなのに、ああでもない、こうでもないと、色々こねくり回して、わざと複雑にしちゃった感じ。
とっても、単純なことなのにね。
フランス、スペイン、アンドラの捜査主導権争いは、
まるでケンカしたくてたまらない人たちが、衝突するきっかけを待っていたよう。
もっと最初の会議のシーンが上手く使えていたら(一担当者の一人語りではなく)、各国の立場や背景と上手く噛み合ったんじゃないかなと思います。
ただ、事件の当事者が置き去りにされているだけのように見えました。
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【2013/06/03 14:57】 本の本音 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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