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『64(ロクヨン)』(横山秀夫) 文藝春秋
64(ロクヨン)
64(ロクヨン)横山 秀夫

文藝春秋 2012-10-26
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D県警刑事部捜査二課次席から広報室に異動になった広報官・三上は、
いつか刑事部に戻ることを切望しつつも、旧態依然とした広報活動を変革しようと行動していた。
しかし、ある交通事故の報道を巡ってマスコミと対立。
そんななか、警察庁長官の視察が決まった。
その中心は、昭和64年に発生した未解決の女児誘拐事件―通称”64”事件―の遺族宅訪問。
三上はその取材の調整を任されるが、マスコミと対立しているためなかなか上手くはいかず、遺族も訪問を拒否。
折りしも、三上の同期で警務部調査官の二渡が64事件を巡って刑事部の関係者を訪ね歩いているという。
そして、刑事部は視察に反発し、警務部との全面戦争の様相を呈していく。
なぜ、今、”64”なのか?
なぜ、二渡は”64”を追うのか?

最初はとっても気分が重かったんですよ。
三上の一人娘のあゆみは家出をしているんです。
親としての三上夫妻の姿が辛くって。
あゆみがどこにいるのか、そもそも生きているのか?
無言電話があると三上の妻はあゆみからだと言い、次に掛かってくる電話を逃すことがないように、家から出ようとしない。
あゆみと同じ年頃と思われる身元不明の遺体が発見されると、夫婦で確認に出かけ、違うと分かるとホッとする。
毎日の重苦しさに加えて、思うようにできない広報活動。
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【2013/06/26 14:24】 本の本音 | トラックバック(0) | コメント(0) |
『夏服パースペクティブ』(長沢樹)
夏服パースペクティヴ (樋口真由“消失”シリーズ)
夏服パースペクティヴ (樋口真由“消失”シリーズ)長沢 樹

角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-11-01
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私立都筑台高校2年生にして、弱小映研部長の遊佐渉は、新進気鋭の女性映像作家・真壁梓が、夏休みを利用して行うビデオクリップ制作のスタッフとして、撮影合宿に参加することに。そこには、美貌の1年生樋口真由の姿もあった。かくして、廃校となった中学校の校舎を改装して作られた山の中のスタジオでの撮影合宿が始まる。しかし、キャストとして参加していた女子生徒の一人が撮影中に突如倒れ込む…。なんとその生徒の胸には、クロスボウの矢が深々と突き刺さっていた!?真由は残された映像をもとに超絶推理を始めるが、合宿は凄惨な殺人劇へと変貌してゆく―。
(「BOOK」データベースより)

『消失グラデーション』の続編です。
といっても、時系列ではこちらのほうが先。
樋口真由の転校前のできごとです。
『消失~』では、意図的に女性として描いておきながら実は男性でしたというオチ、性的なマイノリティーが3人も同じ学校で、しかも友人関係であるという大雑把かつ暴力的な設定に、それはあんまりだ・・・と、モヤモヤしてしまいました。
さて、本作はどうか。

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【2013/06/25 14:56】 本の本音 | トラックバック(0) | コメント(0) |
『欠落』(今野敏)
欠落
欠落今野 敏

講談社 2013-01-09
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SIT(特殊犯罪捜査係)に配属された宇田川の同期・大石は、立てこもり事件で人質の身代わりとなった。
しかし、捜査の隙を突いて逃亡した犯人。大石は拉致される。
一方、宇田川は殺人事件の捜査にあたっていたが、被害者の身元はなかなか判明せず、膠着状態に。
どちらの事件も不思議と進展を見せず、焦れる宇田川の元に、もう一人の同期・蘇我から電話が入る。
宇田川には、蘇我が何かを知っているように思えるのだった。

『同期』の続編です。
ボンと呼ばれ、先輩、上司に可愛がられる宇田川。
なんなのかなぁ、忘れていた何かを持っているのかな。
自分の若手時代のことを思い出すのかなぁ。
ボンの推理・推察が面白いほど当たっちゃうんですよね。
出来過ぎだけど、ちょっとした違和感、引っかかりをそのまま放っておかない、こだわり続ける姿勢が、思わぬ突破口を開いていくんですね。
コンビを組んだ、言われたことだけやってればいいと言うベテラン刑事も、若手時代のやる気を思いだしたかな。
さて、宇田川が捜査にあたった殺人事件は、どこから攻めても、被害者の身元が割れない。
他県でも同様の事件が2件起こっており、もちろん未解決。
素人でも想像できるよねぇ。ワケありの外国人だって。
なのに、捜査は進展しない。
連続殺人事件として捜査する方針も変更される。
一歩進んで二歩下がるような、進展状況。
そして、拉致された大石のほうも行方が分からない。
それはもう、警察の捜査力を考えると、不自然なくらいに。
明らかに、何らかの意図が感じられるわけですよ。
そこで重要なポイントが蘇我からの電話。
宇田川はタイミングの良さに、蘇我が捜査状況を探っているのではないかと感じます。
そう、どちらの事件にも公安が絡んでいるのです。
公安と刑事部の綱引きは、共闘路線へと向かいます。
ここまでは、珍しくスローで焦らされるのですが、シビレが切れかける頃、絶妙のタイミングで一気に加速します。この疾走感がたまらない!
結末はあっけなかったけど、むしろこのメンバーにはちょうどいい感じです。
次があるとしたら、蘇我を主人公でお願いしたいです。
ちょっとだけ重く、シリアスなのを。

【2013/06/25 11:56】 本の本音 | トラックバック(0) | コメント(0) |
『望月青果店』(小手毬るい)
望月青果店
望月青果店小手鞠 るい

中央公論新社 2011-08-25
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母は私を許してくれたのだろうか?夫の誠一郎、盲導犬の茶々とアメリカで暮らす鈴子。岡山にある実家「望月青果店」には、もう5年戻っていない。ふいに訪れた停電の夜―故郷に置いてきた記憶がよみがえる。捨ててきたはずの故郷と母、交わされた約束。みずみずしくて甘酸っぱい、家族の物語。
(「BOOK」データベースより)

母との確執、幼なじみとの恋と約束、夫・誠一郎との出会いが中心に描かれています。
が、どうして母娘の物語と恋愛を一緒にしちゃったんだろうって思う。
どちらかに絞っていれば、もっとじっくり入り込めたんじゃないかと。
そして、私には母娘の関係も確執というほどでもないという気がするし、故郷を捨てるほどのことがあったとも思えないんですよね。
相性の悪い母娘だなとは思うけど。
私が鈍感なのかしら?
ふたりとも望むばかりで、いつまでも子供みたい。
鈴子は50歳くらいのようですが、とてもそうは思えないです。
停電にイライラし、夫に八つ当たり。
夫の誠一郎は、そんな鈴子を「よしよし」と宥める。
まるで親子じゃないか?
「母にこうしたかった、こうしてもらいたかった」をやり直しているみたい。
とても子供っぽいんですよね。
読んでいてちょっとイラっとしました。
それにしても、誠一郎は鈴子のどこが良かったんだろう?
私には、鈴子が自分は優しくできなかったくせに、優しくしてもらえなかったことを根に持っているように思えるし、無自覚に人を傷つけながら、ちゃっかり欲しかったものを手に入れてきたように見えます。
ストーリーは良かったけど、鈴子は好きになれませんでした。
【2013/06/10 12:01】 本の本音 | トラックバック(0) | コメント(0) |
『桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク』(姫野カオルコ)
桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク (角川文庫)
桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク (角川文庫)姫野 カオルコ

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近畿地方の田舎町。長命商店街の娘、田中景子は、京美の“グループ”に入りたくてたまらなかった。
”可愛い女子のグループ”に。
Jみたいな子が入れて、なぜ自分は入れないの?私とJは何が違うの?
同級生Jへの嫉妬に苛まれながらも、初恋にときめいたあの頃を景子は回想する。「青痣(しみ)」。
『ツ、イ、ラ、ク』のあの出来事を6人の男女はどう見つめ、どんな時間を歩んできたのか。
表題作「桃」を含む6編を収録。
(「BOOK」データベースより)

『ツ、イ、ラ、ク』のサイドストーリー。
『ツ、イ、ラ、ク』では深く描かれることのなかった子たちの”そのとき”。
あぁ、こういう面もあったのか。
こういう子だったのか。
こんな風に思ってたのか。
って意外に思うことがたくさんありました。
けれども、それはごく一部で、結構たくさんのことを忘れてるんですよね。
すごく衝撃的だったのに、衝撃が強すぎて、準子ばかりが印象に残ってるので。
読みたくなって、もう一度『ツ、イ、ラ、ク』を読みました。
もう衝撃はないけれど、やっぱり好きだなぁ。
恋愛小説はニガテだけど、これは特別だなぁ。
女子中学生と男性教師の恋愛。
男女と言うよりも、雄雌と言う方がしっくりする剥き出しの性描写。
それでも、不思議と嫌悪感は湧かないんですよね。
むしろ純愛っぽく感じられる不思議。
不思議と言えば、恋愛って言っていいものかどうか、ってくらい恋愛らしい描写が少ないんですよね。
そういう足りない面がサイドストーリーで埋められたように感じます。
それにしても、サイドストーリーの主人公は意外な人選。
いつか、アナザーストーリーとして小山内先生を描いてほしいなぁ・・・。
【2013/06/04 14:16】 本の本音 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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